お屋根ができた「嬉しい」お話・・変形性股関節症

当院に通われているある変形性股関節症の患者さん。
先頃の定期検査で、お医者さんがレントゲンを見ながら開口一番、
「これは嬉しいですねー」
とおっしゃったそうです。

なんのことかと思ったら、
「ほら、見てください。骨盤側のお屋根ができてきてますよ!」


股関節というのは、骨盤側のくぼみ(臼蓋・きゅうがい)に大腿骨の丸い骨頭がポコッとはまった形をしていますが、変形のある方の多くは、このくぼみが浅いのです。
よく「お屋根が浅い」などと言われ、専門的には「臼蓋形成不全」といいます。

過去のレントゲンを並べて、先生が嬉しそうに説明されるには、
この方の場合、その浅いお屋根が横に張り出してきたということです。
つまり、体のほうで変化し、関節の安定化を図っているのです。
人の体ってすごいですね!

この骨の張り出しは、これまで「骨の棘=骨棘(こつきょく)」として悪者扱いされてきました。
ところが、この先生はそのようには見なかったわけです。

私はこの話を伺って、三つのことを嬉しく思いました。
悪い状況なりに体が対応していること、
先生が骨棘を悪者扱いせずむしろ評価されたこと、

そして、患者さんの吉報を心から喜ぶお医者さんがおられたこと

医学の分野で理論が変わっていくと同時に、こういったお医者さんがどんどん増えてきて欲しいなと思った次第です。



by moritacp | 2012-01-18 10:03 | 健康のお話 | Comments(0)
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広島市東区牛田の「もりたカイロプラクティック」院長ブログ


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